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職業としての政治

職業としての政治 (岩波文庫)

職業としての政治 (岩波文庫)

「権力と倫理は相容れない。政治を行うものは、どんな高貴な意図を持っていたとしても暴力を伴う権力行使を逃れることはできない。

イエスや聖フランチェスコ仏陀は政治家では無かったため倫理で人々を導くことが出来た。しかし職業としての政治には暴力を伴う権力行使からは免れない。

そのため政治は、そのような悪魔に似た現実に毅然と立ち向かうものが行わなくてはならない」

 

君主論」の如く現実主義である。

政治は理想や信念では出来るものではないと看破する。

また政治の基本である暴力を逃れての政治はあり得ない。

しかし、そのような現実にも挫けず真正面から立ち向かい「それにもかかわらず!」と言い切る者だけが、政治家に向いているのだという。