かわいいとか綺麗とかかっこいいとか男前とか。世の中の人は外見によって人をある程度判断する。
そしてその評価はひとの人生を左右するほどに重要とされている。
事実、見た目が整っている方が出世しているというデータもある。
女性は恋愛しかり、結婚しかりそれを武器に生き残っていかなくてはいけないわけだからそう言われることは、何にも勝る価値があるのであろう。
一方、男にもそういった傾向はあるだろうが、女よりは重要度は低いだろう。
もちろん、見た目が良いことに越したことはない。人生をうまく渡っていくための一つの武器ではある。
しかし所詮そんなもの若いときの一時的な、刹那的なものに過ぎない。
老いれば消えゆくものに力を注ぐことはあまり賢明ではない。
顔の良し悪しよりはるかに重要なことは、何を成したか、何を残したかだ。
いくら顔がよくても何も成せていないならそれは無価値であることと同義。
なにも出来ていないのだ。
何を成すかをまず最優先に置かなくてはならず、それを差し置いてまず見た目がいいことが第一になってしまってはならない。
見た目は目的達成のための武器のひとつでしかなく。それは最悪なくても一向に構わない。
その本末転倒というか、優先順位が逆になってはいけないのだ。